歓喜の歌とは

 ベートーヴェン作曲 交響曲第9番 ニ短調 作品125は、通称として「合唱」「合唱付き」と呼ばれています。今回お届けするのは、第4楽章「歓喜の歌」です。

 この曲は、第一学園が創立50周年(2006年)を迎えるにあたり、伊藤博士理事長がこどもたちの思い出に残る曲をと考え、熊本大学名誉教授の平和孝嗣先生にドイツ語の発音と発声法をご指導いただき取り組んだものです。当時、県立劇場コンサートホールで行われた式典にて、第一学園の全年長児(約200名)と職員で初めて披露し、それ以降、年中・年長組の活動として歌い続けています。また現在では、50周年で歌った園児数名が、第一学園で担任をしています。

 歓喜の歌の取り組みでは、年中組から日本語で歌い、年長組になるとドイツ語で歌うことと鍵盤ハーモニカの立奏に挑戦してきました。
 またドイツ語については、平和孝嗣先生をはじめ、学園音楽担当の伊藤雅紀子先生と共に年中組からレッスンし、日本語と違う発音について口の開け方などを意識して楽しみながら取り組み、だんだんとドイツ語らしい発音が出来るようになりました。

 なお、今年度も、学園アドバイザーでエレクトーン奏者の米田郁子先生、学園アドバイザーで打楽器奏者の木野聖子先生、第一学園音楽担当の伊藤雅紀子先生、事務局の上村夏未先生が演奏で応援してくださいます。

 こども達はこの曲が大好きです。歌詞の意味を考えながら堂々と歌っています。どうぞ、「こども達の歓喜の歌」をお楽しみください。

タイトルとURLをコピーしました